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高血圧について

高血圧とは?

血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。
高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いが、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症リスクとなる点で臨床的な意義は大きく、生活習慣病のひとつです。
収縮期血圧140mmHG以上、または拡張期血圧90mmHG以上の場合を高血圧といいます。

2009年のガイドラインでは、家庭血圧が重要視され、家庭血圧が135/80以上あれば、高血圧になります。

高血圧基準
診察室血圧は140/85mmHG以上
家庭血圧は135/85mmHG以上  が高血圧になります。




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血圧の分類

45.jpg 血圧の高い状態が続くと、血管に負担がかかり、血管の壁が障害されて「動脈硬化」がおこる。動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳卒中などの命に関わる病気を引き起こす危険性が高くなります。

・高血圧の自覚症状は乏しくあっても、頭頸部の不快感にとどまる。高血圧が「静かな殺し屋(silent killer)」と言われる所以です。

・本態性高血圧は、環境因子と遺伝的素因が関連していると言われますが、環境因子(生活習慣)が血圧に及ぼす影響は大きく、生活習慣の改善で降圧効果がある程度期待できます。

高血圧患者の年代別の割合

年齢とともに、高血圧の人の割合は高くなっていきます。また、男性では40歳代から増え始めるのに対し、女性では50歳代から増え始めます。

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治療

食事療法
食塩制限(ナトリウム制限)、アルコール制限(節酒)など

禁煙

喫煙など動脈硬化を促進する生活習慣も断つ必要があります。

生活習慣
疫学研究から寒冷が血圧を上げることが示され、季節では冬季に血圧が高くなります。
高血圧患者では冬季の寒冷刺激を緩和するために、トイレや浴室などの暖房も望まれます。
入浴は熱すぎる風呂、冷水浴、サウナは避けるべきです。便秘に伴う排便時のいきみは、血圧を上昇させるので避けます。

ガイドラインに定められた期間を食事療法や運動療法を行い、それでも140/90mmHgを超えている場合は降圧薬による薬物治療を開始します。

---高血圧治療ガイドラインによる降圧目標---

 診察室血圧
家庭血圧
若年者・中年者
 130/85mmHG未満125/80mmHG未満
 高齢者 140/90mmHG未満135/85mmHG未満
 糖尿病疾患 130/80mmHG未満125/75mmHG未満

生活習慣の改善、特に減塩、節酒、禁煙、肥満の是正、適切な運動、コレステロールと飽和脂肪酸の制限が重要です。