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糖尿病について

糖尿病について

33.jpg わが国では現在、成人の6~7人に一人が糖尿病あるいは、その可能性を否定できない予備軍とされています。
その数は年々増える一方です。

糖尿病を放っておくと、網膜症や腎症、神経障害などの合併症がすすんで、生活の質が大きく低下するだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞の発症につながる事から早期発見・治療がとても重要になります。



2型糖尿病の危険因子

・糖尿病の家族歴(2型糖尿病の親、あるいは同胞がいる)
・肥満 BMI≧25
・不活発な身体活動習慣
・空腹時血糖異常 又は耐糖能障害
・妊娠糖尿病の既往歴、又は新生児体重>4000g
・高血圧≧140/90
  ・HDL・コレステロール≦35 又は 中性脂肪≧250
・血管疾患の既往歴

糖尿病の成因

インスリン分泌の低下、あるいはインスリンの抵抗性(インスリンは分泌されているが働きが悪くなる)
というのが関係しています。
生活習慣の変化、特に高脂肪食、運動不足、エネルギー(カロリー)の過剰摂取等が主にインスリンの
抵抗性を生じる原因になります。
この病態を膵臓でインスリン過剰分泌で代償しうる間は糖尿病を発生しないが、ある程度の期間の後
膵臓の疲弊をきたし、糖尿病を発生するとされています。

糖尿病の症状

 高血糖の程度が軽い場合には全く無症状の事が多く、検診や他の疾患で受診中に偶然発見される
ものも少なくない。
糖尿病に典型的症状とされる 口渇、多飲、多尿、体重減少、倦怠感 はかなりの高血糖(空腹時血糖
200~250以上)にならないと出現してこない。

糖尿病の合併症

細小血管合併症
・糖尿病網膜症・・・失明原因の第1位
・糖尿病腎症・・・透析療法が導入される患者数が第1位
・糖尿病神経障害・・・足先端の痺れ感、痛み、アキレス腱反射の低下、自律神経障害では立ちくらみ、 勃起障害、等

 糖尿病大血管障害                   
・冠動脈疾患・・・狭心症、心筋梗塞
・脳血管障害・・・脳梗塞
・下肢閉塞性動脈硬化症・・・間欠跛行や壊疸、等。時に下肢切断に至ることもある

糖尿病の治療

食事療法、運動療法、薬物治療が揃ってこそ治療が成り立つ。
動脈硬化のリスクファクターがあれば、是正しなければ思わぬ合併症を招くことになる。